カルロス菅野 日記

2005/11/6 凄かったデイヴ バレンティン

11/5はSTB139でJVC JAZZ NIGHT 熱帯スペシャルセッション fet デイヴ・バレンティンそしてゲストにサリナ・ジョーンズさん。

デイヴは11/3に来日し11/4にリハーサル。僕は10年以上の付き合いなので分かっていましたが、典型的なラテン系で、エネルギッシュでほとんど24時間冗談を言っているような彼のノリに、メンバー一同少々度胆を抜かれた感じでした。ラテン系らしく、長い時間真面目なリハーサルには耐えられないようで、3時間ほどで呆気無く彼はホテルに帰り終了。

そして11/5の本番。さすが本物のラテン系。彼のフルートが鳴り出したとたんに、バンド全体のノリが明らかにスピード感を増し、グルーヴに一体感が出て来るのです。久しぶりに良い刺激になりました。

そして2部に参加していただいたサリナさん。ほっとするような、力の抜けたマッタリとした歌声で、対照的な魅力を感じさせてもらいました。

11/6は大阪梅田の新しいライヴスポット「シャングリラ」でのデイヴとのセッション。2日目と言う事もあり、前半はノリもばっちりで盛り上がりました。2部に入る前に、日本に来る直前のスイスツアーからの疲れが突然出たらしく、デイヴの具合が少し悪くなってしまったのですが、ステージに上がれば、吹いている時はそれを感じさせないほどで、挙げ句にはティンバレスのソロまで披露してくれました。

久しぶりの本場のミュージシャンとのセッションでエネルギーをたくさん貰えて、またまたやる気が出て来ました。11/5のSTB139のステージは録音しました。来年には発売しようと思っています。ぜひ聞いてみて下さい。

 

2005/10/3秋の熱帯ツアー終了

10/2の神戸ジャズ2005を最後に秋のツアーが無事終了しました。

先ずは9/18の埼玉県熊谷市でのHEAT BREEZE FESTIVAL 2005。第一回目と言う事もあって、お客さんは少なめでしたが、手作りのイベントと言う感じがよくて、これからも続いてくれる事を期待しています。最後の伊藤君子さんとのジョイントはごきげんだったな。

9/21は富山県小杉町でのコンサート。会館の方の熱い要望で実現しました。熱帯を見るのは初めてという方が多くて、はじめは驚きの表情が多かったんですが、最後は会場総立ちで、老若男女揃ってのウェーブで盛り上がりました。楽しかったな、また呼んで下さい。

9/24は静岡県の磐田市でのコンサート。あのジュビロ磐田のホームです。熱帯は静岡県とのかかわりが多くて、今までもグランシップのコンサートを2回やったり、地元の吹奏楽団との交流イベントがあったりでたくさんのファンの方が待っていてくれます。当日も浜岡吹奏楽団の皆さんや、袋井市民吹奏楽団のメンバーがたくさん来てくれました。袋井市民吹奏楽団の皆さんの赤いそろいのブレザーが会場で一際目立って、先頭を切って盛り上げてくれました。

そして10/2。プランから含めると一年以上をかけて、プロデュースして来たイベント。神戸ジャズ2005の最後を飾るコンサート。先ずは地元関西の高校生のビッグバンドが3校オープニングアクトをつとめてくれ、三校とも素晴しい演奏を聞かせてくれました。高校に入ってからはじめて楽器を持ったメンバーが多い学校や、オバタラを演奏してくれた学校、大学生かと思わせる演奏を聞かせてくれた学校、それぞれに音楽に一生懸命突き進み楽しんでいる姿に、エネルギーをもらって熱帯の演奏もスタートからエンジン全開でした。

そして熱帯のステージ。アンコール前には会場総立ち、そしてアンコールで遂にクライマックス、中、高生との合同演奏。曲は「EL FUTURO」。学生たちは会場の熱気に興奮したのか、リハーサルの緊張が嘘のようにはつらつと演奏してくれて、会場中が暖かい盛り上がりに包まれました。そして最後の「SEPTEMBER」ではステージの上を自由に動き回り、お目当てのメンバーの隣でプレーしたり、一緒に踊ったり、最高の盛り上がりでコンサートは終わりました。

終わってから楽屋で、学生たちみんなと乾杯。みんな敢然に興奮ぎみで、はじめはシャイで下を向いていた子達も元気にメンバーを捕まえて、盛り上がっていました。

このイベントは自分にとっても、新たなチャレンジだったのですが、終わってみてとても充実感を味わう事ができ、いい経験が出来たと満足しています。なにより、みんなで楽器を手にして、生の音でジャズやラテンを楽しんでいる若者がこんなにたくさんいるのが分かった事が最大の収穫でした。またチャンスがあればこれからもこういう活動も続けていければと思っています。

参加者のソロ ブラスも熱帯の中で一緒に演奏 観客も大盛り上がりのラスト

 

2005/9/4 神戸セミナー最終回

神戸ジャズ2005のセミナー最終回。オーディションに通った、中高生のワンポイントレッスンとコンサート用のリハーサルが行われました。

Sax、Tb、Tp全セクション参加が一校、Saxセクションのみが一校、そしてピアノ、シェーカー各1名、ソリストがTp、ギター、Tb各1名、ティンバレスが2名。みんな頑張って練習してくれています。課題曲は「エル フトゥーロ」、コンサート当日は、全員熱帯に交じって演奏します。彼等にとって、そして我々にとっても、感動的な一瞬になると思います。皆さんもぜひその瞬間に立ち会ってください。もちろん熱帯のステージは新旧織りまぜて、たっぷり演奏して、盛り上げていきますよ。

 

2005/8/11 夏のシーズン終了

今年も夏のコンサート、ジャズフェスシーズンが無事終了しました。

熱帯ジャズ楽団では、宮崎の翌週、横須賀ジャズドリームスに出演。阿川さんとのステージでいつもの熱帯ジャズ楽団とは少し違う一面を披露し、アンコールではベテランのEMクラブオールスターズ、寺井尚子、マルタさんとセッション。好評でした。

今年は熱帯ジャズ楽団以外にもいくつかのバンドに参加しました。先ずは去年プロデュースをさせてもらった、ボストン在住のジャズコーラスグループ「シンコペーション」のツアー。クラブ・イクスピアリ、ブルースアレイ、岐阜の名宝音楽祭と続いたのですが、彼等の実力は間違いなく折り紙付き、どこもとても良い感じで盛り上がりました。なかなか国内ツアーができないのですが、ぜひ見に行ってみて下さい。

そして、STB139で行われた、国府弘子の「ひろこ倶楽部」にゲスト参加。もう一人のゲスト、アルベルトを前にして歌まで歌ってしまいました。何と客席にはリリコや今陽子さんもいらしていて、まったくいい度胸としか言い様がありません。最後の飛び入りで参加した、今陽子さんの「OVER THE RAINBOW]は圧巻でした。

そしてサッポロジャズフォレストでのCAST。前日入りでリハーサル、その夜はジンギスカンの食べ放題でCAST初の飲み会、そしてジャズクラブで二次会。旅が久しぶりの笹路さんが先頭を切って盛り上がっていました。次の日の本番は、音響の状態が最悪だったにも関わらず、全員さすがの演奏で、しっかり盛り上げて大盛況のうちに無事終了。打ち上げでは、一緒だったソルトトリオと本田くん達とともに、連夜の盛り上がり。顔ぶれも楽しく、最高の2日間でした。

締めくくりは、福岡ブルーノート閉店記念、熱帯スペシャルセッション。熱帯ジャズ楽団のピックアップメンバーでのセッション。それぞれのレパートリーを持ち寄り、いつものトロピジャムとはちょっと違った選曲で、新鮮なライブでした。入れ替えで2セットとも満席で、2セット目にはなんと50名の浴衣美女の団体が来てくれて、メンバー全員いつになく張り切っておりました。ブルーノートとしては閉店してしまいますが、音楽を楽しめる最高の場所がこれからもなんらかの形で続いてほしいなと思います。

少しだけ休んだら、また秋のコンサートに向けて出発です。

 

2005/8/2,3 神戸ジャズ2005セミナーNo3、オーディション

神戸ジャズの第三回セミナーと10月のコンサートで熱帯ジャズ楽団と一緒に演奏する中高生を選ぶオーディションが開かれました。

セミナーは夏休みと言う事もあって40人位で少なめ、でもその分みんなと触れあう時間がたっぷり取れたような気がします。もう3回目という子もいて、回を重ねるごとに目の色が変わって来ているのが分かります。僕自身もいろんな話をしながら、勉強し直しているような気がします。

オーディションは、学校のバンドのセクションごと、そして個人参加でのソロとたくさんの人に参加してもらい、上手な人、はじめてまだ2、3ヶ月の人、緊張する人、楽しそうな人色々でしたが、みんな音楽が大好きだと言う事は良く分かりました。できるだけたくさんの人に参加してもらえるように考えています。落ちてしまった人もがっかりせずに音楽を楽しみ続けて下さい。

次回の参加者強化セミナーとコンサートがとても楽しみです。みんな頑張ろう!

 

2005/7/23 宮崎フェニックスJAMナイト

宮崎行って来ました。朝早くの集合にもかかわらず、一人の遅刻者を出す事なく、無事飛行機は飛び立ち、宮崎に到着。空は快晴、気温は東京の5度増し、道の両側にはパームツリーが並び、宮崎は熱帯ジャズ楽団にぴったりの南国でした。

灼熱の太陽のもと、汗を流しながらのリハーサルを終えて、主催者、スポンサー、出演者が一同に会してホテルでのウェルカムパーティー。ホテルは流石の高級リゾート、部屋は松林とゴルフコースの向こうに広がる広大な海を目の前にしたオーシャンビュー。たまにはいい事もないとね。

まだ日も高い6時に本番がスタート。当日はD-51、やDo As InfinityといったJポップ系のバンドも出るとあって、会場はいつものジャズフェスにくらべると年齢層が若め。はじめは熱帯ジャズ楽団の演奏に驚いていた彼等も最後はSeptemberで踊っていました。もちろん熱帯ジャズ楽団のファンも多く、ステージ開始と同時に立ち上がって盛り上がってくれました。メインコンサートのトップバッターとして、盛り上げに行く責任は十分果たせたとおもいます。

九州のファンの皆さんこれからも応援よろしくお願いします。8月9日には福岡ブルーノートで熱帯スペシャルセッションが行われます、遊びに来て下さい。

 

2005/7/17  袋井市民吹奏楽団演奏会

CASTのライヴを終え、興奮を引きずったまま、そのまま車を走らせて静岡県袋井市に向かいました。翌17日は袋井市民吹奏楽団の演奏会のゲストにお招き頂いていたのです。

以前に、静岡の掛川東高等学校の先生に相談を受け、自分の勉強にもなると思い、リズムセミナーに行きました。それがきっかけになり、その後浜岡市民吹奏楽団とTropijamのジョイントコンサートがあり、またそれがきっかけで今回の袋井市民吹奏楽団から声をかけていただきました。

アマチュアの方と一緒に演奏すると、いつも音楽をプレイする楽しさを改めて感じさせてもらえます。袋吹はまさに楽しさ一杯、エンターテインメントに溢れていました。これからも楽しく音楽を続けてください。

今までのプロとしての音楽経験が少しでも皆さんの助けになるのであれば、伝えていければと思います。

 

2005/7/15.16 CAST初ライヴatイクスピアリ

遂に噂のスーパーバンドが始動しました。ミーティングが始まってから半年以上、メンバーが凄すぎていつライヴができるのか、心配だったんですが、やっとクラブイクスピアリでの初ライヴに漕ぎ着けました。

首謀者は笹路正徳、伊東たけし両氏で集まったのは、桜井哲夫、土方隆之、村田陽一、則竹裕之そしてカルロス菅野。これだけのメンバーの一員でいられるのは嬉しいですね。

コンセプトは、もう皆いい大人なので、カバーも含めて、いい音楽を楽に気持ちよくやろう、という感じで始まったんですが、そこはこれだけの腕利きのメンバーが集まっているので、クオリティーは非常に高く、かなり難しい曲も混じっています。

心配していた、MCも笹路、伊東両氏のほのぼのとした中にピリリとスパイスの効いた会話を中心に村田君の音楽講座などを交え、爆笑の内に進行し、ライブは大成功でした。

次はサッポロジャズフォレストに登場します。請う御期待。

 

2005/7/13 ツア-大成功

10周年記念ツアー、12日の東京を最後に大成功で終了しました。サッポロから始まり、大阪、鳥取そして東京、各会場それぞれに最高の盛り上がりで、思い出に残るツアーになりました。

今年は新曲、しかもオリジナルが多く、皆さんからどんな反応が返って来るのか心配していたんですが、いつもと変わらない、いやいつも以上の盛り上がりで、嬉しくなりました。これも10年の積み重ねがあってのことだと感慨深いものがありました。

鳥取は初めてのお客さんが多く、出だしは驚いた顔が多かったんですが、ステージが続くにつれ、楽しそうな笑顔に変わって行くのが、嬉しく、最後は会館始まって以来の会場総立ちのダンスタイムで締めくくる事が出来ました。

大阪、東京では去年に続いてスリービックリーズが花を添えてくれて、しかも東京ではクワマンさんも登場でコヒールンバでトランペットソロを取っていただき、会場はさらに盛り上がりました。

東京公演の模様は、Music on TVでなんと生中継されました。見た方いらっしゃいますか、僕らはステージ上なので見られないんです。生で放送できるなんて、熱帯ジャズ楽団ならではですね。いいバンドです、誇りに思います。

これからもさらに10年、20年頑張って行きます、皆さんもついて来て下さい、よろしく。

 

 2005/7/3札幌芸術の森

今年のツアーのスタートとなる、札幌芸術の森野外ステージでのコンサート、大盛況の内に無事終了しました。

梅雨空の東京とはうって変わって、札幌は快晴。絶好の野外コンサート日和に会場はリラックスしたムードに包まれ、ビールも入って、客席は我々の登場を前にしてもう既に準備万端。メンバーはツアーの初日、しかも新曲が多い事もあって、やや緊張ぎみでしたが、いつもの札幌の皆さんの盛り上がりに助けられて、徐々にエンジン全開、最後には会場全体でウェーブ。もう最高のツアースタートになりました。

いつも札幌のオーディエンスには暖かく迎えてもらって、本当に感謝しています。これからも熱帯JAZZ楽団を応援して下さい。

8月の札幌ジャズフォレストには、New スーパーバンド”CAST”の一員として出演します。そっちもよろしく!

 

 

 

 2005/5/17 岩手釣行

5月15日、仙台での玉置コンサートを終えた夜、「フライフィッシャー」という僕の趣味であるフライフィッシングの専門誌の取材班と合流して、2日間の岩手釣行取材に出発しました。  

16日、17日と岩手に渓流を釣り歩き、たくさんの岩魚やヤマメに出会い、ツアーで忙しい中、体力的にはきつかったけど、とてもリフレッシュできた2日間でした。  
特に17日に行った、遠野の川は最高でした。あの遠野物語の遠野です。
山に囲まれた盆地に広がる田園風景、蓮華や雑草が茂った土手の中を流れる里川、農作業のおじさん、おばさんに見守られながらの釣り、色白のヤマメ、岩魚。まさに日本の原風景が残されていました。
コンクリートが見えない川の素晴らしさです。
いつまでもこのままでいてほしいと心から思いました。  

この様子は、6月末発売の「フライフィッシャー7月号」と別冊「102」に掲載されます。

HP初公開の釣り姿 本日の釣果です! 本当にのどかな風景の遠野

 

 2005/5/8 神戸のこどもたちへ

玉置ツアーも終盤に入った、5月8日神戸ポートアイランドで、中高生200人を前に、中路君と二人でリズムアンサンブルセミナーをやらせてもらいました。  

これは震災復興10周年記念事業の一環として行われる、秋の熱帯ジャズ楽団のコンサートとそれまでに4回、そこでの競演を目指す中高生、アマチュアを対象にしたセミナーを展開する「神戸ジャズ2005」というイベントの第一回でした。  

簡単なデモ演奏に始まり、手拍子を使ったリズム遊び、生徒たちに自由にパーカッションを叩いてもらったり、そして質問コーナーと盛りだくさんで、予定の2時間をはるかに超えてしまうほど盛り上がりました。  
子供たちの真剣な眼差しに圧倒されそうで、こっちがエネルギーをもらったような気がします。 

最後にプロを目指してる人と聞いたところ、2,3人の手が挙がったので、やめたほうがいいよと忠告しておきました。それでもやるんだくらいの気がないととてもなれませんからね。

僕ももう長いこと音楽をやってきたので、そろそろ先の世代の人に自分が経験してきたことを伝えていければと思っているので、秋までのこのイベントを大事にやっていこうと思っています。

沢山の方が集まってくれました 生徒も一緒にリズム遊び 中路英明と二人だけのセッションも

 

 2005/3/3 静岡グランシップコンサート&玉置ツアー

3月3日ひな祭りの日に、5人囃し、ならぬ17人の熱帯ジャズ楽団のコンサートが、静岡グランシップで行われました。2005年、十周年の幕開けを飾るコンサートはソールドアウト、満員御礼という、素晴しい状況で幕を開けました。

グランシップは2001年に次いで、二度目。老若男女幅広い年齢層のお客さまの暖かい拍手とともに、とても良い感じで盛り上がり、最後はやっぱり全員でダンスタイムになりました。新しいアルバムからの初演曲も楽しんでもらえたようで、一安心。今年も良いスタートをきれました。

そして、5日からは、5月末まで3ヶ月37ケ所に及ぶ、玉置浩二ツアーが始まります。NHK、BSの番組で知り合ってから10年目、ツアーへの参加も9年目、毎回歌の素晴しさに思わず演奏を忘れて聞き入ってしまうほどです。歌を大切に、音数は必要最低限で一つ一つの音をじっくり演奏する、まさに熱帯とは正反対の世界。両方を体験できる僕は、幸せものです。良いコンサートです、一度聞きに来ませんか。

 

 2005/2/11 レコーディング完了

年が明けたと思ったら、あっという間に二月、早いですね。でも、今年は今までに無く充実した、一月を過ごしました。何ともう、新しいCDのレコーディングが完了してしまいました。例年は三月中に完成すれば早い方だったんですが、今年は準備万端、やる気満々で早々に出来上がってしまいました。

まだ内容については多くを語れないのですが、今年は今まで以上に濃厚なアルバムです。今までも濃かったのにその上をいってるんだから、凄いです。前回は全曲カバーだったので、十周年という事も有り、メンバーのオリジナル曲がたくさんはいっています。そして、ゲストミュージシャンともとても良いコラボレートが出来ました。発売は六月でまだずいぶん有りますが、請う御期待です。あーー早くきかせたいなー。

 

 2005/1/9インドスマトラ沖大地震

今日、ドラエモン募金に二度電話しました。赤十字のホームページから、募金用の壁紙を買いました。

毎日、インド洋の大津波のニュースがテレビから流れて来ます。痛ましい光景の連続ですが、映像としてしか目に入ってこないので、どこか現実感を感じられないでいます。でも、いつ何時、自分の身近で起きないともいえない、不安は確実に抱いています。

去年は、日本でも、大きな水害や地震が起き、ヨーロッパでも水害、アメリカでは巨大なハリケーンと世界中で大きな災害が続けて起きています。その度にいつも感じるのは、いくら人間が大きな力を手に入れたとしても、やはり地球という大きな自然のシステムの中で生きている一つの生き物に過ぎないんだ、ということです。だからこそ、無駄な戦いなど止めて、共存する事を考えられたらと。

僕自身、音楽を通じてもっと何かできればと考えていますが、先ずは出来ることをやろうと、どんな小さいことでもいいから。ドラエモン募金、もう四千万円集まったそうです。皆さんもぜひ一度かけてみて下さい。

0990-53-5000

 

 2005 /1/1謹賀新年

明けましておめでとうございます。

年末は3回目を迎えた恒例のSTB139カウントダウンライブ。例年の事とは言え、盛り上がりましたね。

30日から既に忘年会モードで、会場のアルコール摂取量もかなり上がり、佳境に入ったところで今年は仕込み無しのジャンケン大会によるプレゼントコーナー。ここで僕がジャンケンのやり方の説明で大ボケをかましてしまい、会場は大爆笑。ゲタ夫さんの優しいフォローで救われました。アンコールはお約束のダンスタイムで締めくくりでした。

いよいよ大晦日。1stセットが終わり、その瞬間が近づいて来ました。今年はメンバーそれぞれの話題を各月ごとにスライドで紹介しながら、ゲタ夫さんとのMCで進行して、その間にメンバー全員で会場の皆さんにクラッカーを配り、30秒まえからメンバー全員のどアップ写真とともに全員でカウントダウン。新年と同時にクラッカーが鳴り響き、キャノン砲からは銀の紙吹雪、会場は歓喜の声が響きわたっていました。 そしてメンバー全員ステージに戻り、シャンパンを手にいざ乾杯と言う時に、どこからともなく大路さんの雄叫びが、

「ちょっと待った!ちょっと待った!俺お忘れるなよ。」

会場もステージも全員で大路さんの姿を探すが見つからない。すると窓際のブラインドがスルスルと上がって行き、そとのテラスに現れたのは、花火をバックにワンカップ大関を手にしたニッカボッカにハンチング姿の酔っ払いのおやじ。大路さんの登場でやっと全員で新年の乾杯。

そこからはもう大路さん大活躍。何と”フラミンゴ”のフルートソロの途中でプレゼントの抽選会になってしまったり、もう大爆笑のライブでした。

2005年、熱帯JAZZ楽団十周年の年もこうして、メンバーやファンの皆さんと楽しく迎えることが出来ました。気持ちも新たにまたゼロからのスタートを切るつもりで、頑張ってたくさんコンサートをやりたいと思って居ます。今年もよろしくお願いします。   

「大路さん登場!」の図 カウントダウンの瞬間の銀テープ メンバー一同ステージ上で乾杯!